2016年11月15日

幸せの基準

昨日は次男の3歳の誕生日でした。
長男は夏に5歳になり、兄弟喧嘩は絶えないものの、暮らしが落ち着いてきました。私もゆっくりと料理する時間も持てるようになって、こんな日がやってくるのは、ずーっと先だと思っていたので、なんだか拍子抜け。でも、限りのある世の中だから、今を大切にしたいと強く思います。



昨日テレビで、20〜30代の女性の激痩せ傾向が戦後最大になったと言っていましたが、その背景に「いつも誰かに見られている」時代の特徴があるとのこと。SNSなどの普及で、自分の姿を他人に見られることが多くなり、他人の視線を気にすることが増えたことが影響しているらしいのです。

他人からかわいいと思われることが嬉しい。
他人から素敵と思われることが幸せ。

幸せの基準が他人にあって、誰かの目がなければ幸せを実感できないということは若かりし頃は皆が通る道かもしれません。でもそれはいつまでも続かないし、誰からも相手にされなくなった時に初めて自分にあった幸福感を探し求めるようになります。

ちょっとした苦労は、そういった自分らしい幸せを探す旅の始まりなのかもしれないと3歳になる次男をみながら思いました。

私も最近ようやく、自分らしい幸せの基準が出来上がってきたようです。

目の前の課題から目を背けず、自分なりに一つづつ乗り越えていくことは、実は幸せへの近道なのかもしれませんね。